Denodo Technologies(以下 Denodo)は、株式会社日立ソリューションズ(本社:東京、取締役社長:山本二雄、以下日立ソリューションズ) にデータ仮想化ソリューション「Denodo Platform」を導入しました。本格稼働から半年が経過し、日立ソリューションズでは、営業データのリアルタイム分析など実質的な効果が出始めています。
■導入背景
日立ソリューションズでは、グループ会社間で営業データを共有したいとのニーズが高まっていました。グループ企業各社が営業活動を行うなかで、重複しない部分いわゆる”ホワイトスペース”が生じ、潜在的なニーズの可能性があるホワイトスペース市場でのビジネスチャンスを模索していました。グループ会社間でのデータ共有には従来のデータ統合では限界がありさらに、膨大なデータをリアルタイムに分析、利用するには新たなソリューションの必要性を感じていました。
■なぜ、Denodo Platformなのか
新たなソリューションに求められていたのは「リアルタイム性」と「マスキングのしやすさ」の2点でした。案件情報はリアルタイム性が重要なためデータ仮想化が的確と判断。マスキングに関しては、データ共有の一方、隠すべきデータは隠すということで、マスキングが容易にできることがポイントとなっていました。この2つを重視した結果、データ仮想化ソリューションの「Denodo Platform」を導入しました。
■導入効果
グループ会社間のホワイトスペースをデジタルに共有できまた、顧客に対する最新のアプローチ状況をリアルタイムで把握可能となっています。その結果、顧客ニーズに迅速に対応し、新たなビジネスチャンスの掘り起こしができているとのこと。運用面では、マスキング作業のプロセスが短縮でき、運用コストの削減にも貢献しています。
日立ソリューションズは今後、Denodo Platformを活用したデータ仮想化の範囲を拡大するとともに、AIによるデータ利活用を進める意向です。また日立ソリューションズはDenodoの販売パートナーでもあることから、今回の導入実績・ノウハウを生かし、Denodoの販売促進・拡販を加速させていくとしています。
【Denodo Platform 導入イメージ】
なお、日立ソリューションズによる導入事例カタログはこちらからご確認いただけます。